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概 要
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■治療の流れ
まず最初の診察でしみの種類の診断を行います。
しみの種類に応じた治療が必要なためです。
しみは皮膚内で色素沈着がおこっている場所が浅いか深いかによって異なってきます。
皮膚の比較的浅い部分で色素沈着をおこしている場合は表皮性と呼ばれます。皮膚の深い部分の場合は真皮性と呼ばれます。
トレチノインはしみ全般に有効ですが、真皮性のしみの治療には不十分です。トレチノイン治療と同時に他の必要な治療を受ける必要があります。

しみ治療は基本的には処方されたトレチノインクリームと美白剤であるハイドロキノンクリームを毎日患部に塗っていただくという形になります。また治療期間中は保湿剤とオイルで皮膚を保護する必要があります。
ビタミン剤などが必要に応じて処方されます。
しみの種類によっては同時に他の治療や手術を平行して行います。

ハイドロキノン(ヒドロキノン乳酸軟膏)
ハイドロキノンはメラニン合成酵素であるチロジナーゼの阻害剤であり、さらにメラニン色素を作るメラノサイトに対して細胞毒性があります。すなわち、シミの原因であるメラニン色素を作らせなくする漂白剤です。乳酸は角質を剥がす作用のあるAHA(フルーツ酸)です。ですから、このクリームは強力な美白剤となります。市販の美白製品では、アルブチン、コウジ酸、プラセンタエキスなどを配合した化粧品や医薬部外品が多数ありますが、成分の作用がハイドロキノンに比べて非常に弱い(100分の1程度)ため、市販されている濃度では実際の効果は全く期待できません。強い薬はいいことばかりではありません。特にトレチノイン治療のように角質を取る治療をしているときには、ハイドロキノンはしみるためヒリヒリすることがあります。刺激が強い場合は、このハイドロキノンを一時中止するのではなく、トレチノインの方を一時お休みしましょう。

処方薬一覧
ユベラ ビタミンE、しみ消しに効果あり
トランサミン トラネキサム酸、炎症を抑える
シナール ビタミンC、抗酸化作用、しみ消しに効果あり

■しみの治療の原理
表皮の細胞は表皮の一番深い層(基底層)で生まれてから、徐々に表面に押し上げられてきてやがて角質となり、最後は垢となって皮膚からはがれていきます。
この表皮の細胞の一生のサイクルを皮膚のターンオーバーと呼び、約4週間かかることが知られています。
大多数のしみは、表皮の一番深い層(基底層)周辺にメラニン色素が付着しています。この層にはメラノサイトと呼ばれるメラニンを作る細胞があります。
通常市販されている美白剤(医外部薬品)は、メラノサイトがメラニン色素を新しく作る量を減らすような働きをする有効成分が微量含まれていますが、非常にその作用が弱いうえに現在付着しているメラニン色素を外に出してしまうような作用は全くないため、既に存在しているしみは良くなりません。
トレチノインは表皮の深い層にあるメラニン色素を外に出してしまう働きを持っています。トレチノインは表皮の細胞を活発に増殖させるために、表皮の細胞はどんどん押し上げられていき、そのときにメラニン色素を一緒に持ってあがっていき、2ないし4週間でメラニン色素を外に出してしまいます。 これがトレチノインの特長です。
本治療では、この期間ずっと強い漂白剤であるヒドロキノン(ハイドロキノン)を作用させて、メラノサイトに新しいメラニンを作らせなくしておきます。 そうすると結果的に表皮はメラニン色素の少ない、きれいな新しい皮膚に置き換えられることになります。

■しみの種類
(しみの種類をクリックするとしみに応じた治療プロセスがご覧いただけます)

老人性色素斑 30歳代以降加齢に従い出現してくる。比較的濃い茶色で、輪郭ははっきりしている。最もよく見られるしみ。
花弁状色素斑 ---
脂漏性角化症 脂漏性角化症または老人性疣贄(イボ)皮膚の老化などにより角質の過形成によりイボ状に盛り上がった状態のもの。
肝斑 ほほ骨の上や額やえらの上に左右対称に広がるぺったりとした薄茶色のしみ
炎症後色素沈着 キズ・やけどなどの炎症の後にできる色素沈着
雀斑(ソバカス) 若年性:表皮性のものが多い
遅発性:真皮性のものが多い
両頬や鼻の上に茶色の小さい斑点がたくさん存在するもの
太田母斑 茶あざ(真皮性色素沈着) 先天性太田母斑遅発性太田母斑(20代以降に生じたもの)
黒子(ホクロ) ---


■治療経過
治療は漂白していく治療期間(2〜6週間)と炎症を冷ましていく期間(2〜6週間)に分かれます。
使用開始後、治療部位の皮膚が赤くなり垢のように皮膚がぽろぽろとむけてきます。
その後、徐々に赤みが増してきますがしみは薄くなってきます。
始めの1〜2週間は一番つらい時期ですが、その後お肌が薬に慣れてきて赤みやしみる感じもなくなっていきます。
漂白治療中は必ず最低2週間に1度は担当医の診察を受けてください。
薬は診察の都度、変更されていきます。皮膚が乾燥しすぎる場合は保水剤やオイル等を医師の指示に従い使用してください。
改善した後はメインテナンス用ケアを行いますが、必要に応じて2回目の治療を、1ないし2ヶ月の間隔を置いて行うことができます。







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